Creature: 空虚な夢
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Code
T-02-99
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Name
空虚な夢
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Risk Level
TETH
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Portrait
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Opening text
お願いだ、私の夢を食べてくれ
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Creature Type
Abnormality
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Max Qliphoth Counter
2
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HP
250.0
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Defense
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Work Damage
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Work Cooldown
15
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Work Probabilities
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Work Outcome Ranges
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E.G.O. Weapon
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E.G.O. Armor
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E.G.O. Gift
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Story Records
「ボクはずっとねむっていたいんだ。」 「だからもうおこさないで。」 ヒツジの毛と角を持ったアブノーマリティ。 色とりどりの目玉がその体に埋まっているということ以外にこれといって特徴はない。 いつも寝てばかりいて特徴を把握するのには多少時間がかかりそうだ。 * この報告書はアブノーマリティ$0の能力による眠りが、職員の精神にどのような影響を与えるかという内容です。 結果から言うと$0を職員たちの精神汚染を減少させる手段として積極的に活用するのは多少難しそうです。 以下をご参考ください。 ヴィンセント:なるべく早く終わらせてください…俺は早く寝に行かなければならないんです… カウンセラー:そのアブノーマリティによる影響ですか? ヴィンセント:そうです。ヒツジのようなものが目の前を通り過ぎて… いつのまにか眠っていたんです。それからはずっとこの調子です。 カウンセラー:その時に見た夢について覚えていますか? ヴィンセント:決して忘れることなんて出来ません。 カウンセラー:ではその夢の内容について出来るだけ詳しく説明していただけますか? ヴィンセント:幸せな夢だった、としか説明のしようがありません。初めてこの会社に来てよかったと思った程です。今はもう会えないあいつが傍にいて… (中略) …それで、眠りから覚めても、しばらく意識がもうろうとしてたようです。 カウンセラー:そうですね。最近、他の職員たちがあなたのことを話しているのを聞きました。あなたは仕事が終わった後の時間もっぱら眠っていると聞きますが、どうしてですか? ヴィンセント:今の話を聞いていてわからなかったのですか?俺はその夢を再び見たいんです。あいつと一緒にいた夢を。その幸せな瞬間を…でも、いくら寝ても見れないんだ。寝ても、寝ても、寝ても寝ても寝ても…! カウンセラー:…わかりました。 自分の部屋で絶対安静を取ってください。 ヴィンセント:…そのアブノーマリティの鳴き声を聞いて、目を覚ました職員たちはみんな狂ってしまったそうですね… 彼らが酷い悪夢を見たからだと考えるかもしれませんが、逆なんですよ。 目を覚ました現実があまりにも残酷だから、魂が現実を放棄したんです。 御存知のように夢というのは現実の時間とは違って、一瞬でさえその夢の中では永遠の時間のように感じます。 もしかしたら…$0が、もう一度俺を寝かせてくれたら… またあの夢を見ることができるんじゃないか… カウンセラー:…少量の薬を処方します。よく眠ることが出来るでしょう。ゆっくり休んでください。収容室の出入りは禁止です。 カウンセリングが終わった後、職員ヴィンセントは絶対安静の命令に従わず逃走後、$0の収容室で死亡したまま発見されました。 悪魔は人間を欺く為にその姿を偽る。 悪魔は人間を欺く為に甘い夢を見せる。 望んだ夢を見た瞬間、人間の心には小さな隙が出来るが、悪魔はそれを逃さず付け入り、破滅へと導く。 そんなきびしいこといわないで、そんなこわいこといわないで。 ボクはみんなにしあわせなゆめをみてほしいだけ。 ボクはみんなにすてきなゆめをみてほしいだけ。 ボクのゆめをみたこたちはまたぼくのところにもどってくる。 さあ、きみもそのまぶたをとじて… 夢の中で、君は明るく笑って、私たちは無数の話の花を咲かせた。 目を覚まして、君がいない世界であることに気づいてその幸せは空虚になった。 無理矢理目を閉じて眠りを促したけれど、朝を迎える度に世界は変わらないことを思い知った。 その時からだ、私の魂が崩れ始めたのは。 その日から私は壊れていったけれど、無理矢理大丈夫なふりをしていたのだった。 君への恋しさはどんどん肥大して、私はもう戻れなくなってしまった。 カウンセリングも休憩も全てが無意味だった。 数日悩んだ末に私は悟りを得た。 それは私の悪夢を取り除いた代わりに、二度と忘れられない餌を投げたのだ。 そして私を空虚に置き去りにしたのだ、自ら私が訪れるように。 それなら私は負けた。もうこれ以上何も知りたくない。 お願いだ、私の夢を食べてくれ。 |
Management Tips
自制レベルが2未満の職員が作業に向かうと、作業終了後に収容室内で眠ってしまい、二度と目覚めることはなかった。 作業結果が悪い場合、クリフォトカウンターが減少した。 脱走した際、 $0の光を浴びた職員は眠りに陥る。 管理人が直接彼らを揺さぶることで、 眠りから覚ますことが出来る。 $0は脱走してから一定時間が経過した後、自らの収容室に戻った。 <注意>このアブノーマリティが脱走している時に鎮圧を試みると、アブノーマリティの姿が変わり、攻撃性を見せる。(この形態のアブノーマリティを$0-1とする。) $0-1はしばしば大きな鳴き声で鳴き、部門全体にWhiteダメージを与えた。光によって眠っていた職員が、この鳴き声を聞くと目を覚まし、パニック状態になった。 |
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Narration [Expand All]
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Additional Information
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Unlock Requirements
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XML
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